ネイリストさと子

ネイリストの資格を取るためには、美容の専門学校に通う・スクールに通う・独学で勉強する等の方法があります。そのスクールと独学のちょうど中間あたりに位置する勉強法が“通信講座で学ぶ”というものです。
では「ネイルを学ぶのに、通信講座は使えるのかどうか」、というところを今回はお話しさせていただきます。

勉強をするまず通信講座とは、“特定の場所へ通う必要がない”勉強法です。教材が自宅に届きその中に数回の添削があるものやDVDやパソコンの画面を通して授業を受けるものなど、その受講内容によって様々です。

私はパーソナルカラリストの通信講座を受講していましたが、分厚い教科書が数冊と色見本のようなもの、添削用の書類が数枚入っていた記憶があります。ネットで検索してみると本当に色々な講座があるので気になる方はぜひ資料請求してみてください!

ネイル検定を取るための通信講座も存在します。

お値段は、ポリッシュなど検定に必要なネイル道具が一式ついてくるかこないかで変わってきますが、10万円から20万円くらいで受講出来ます。ネイル道具はわりと高額ですし、また売っている場所も限られてくるので自分で揃えるとなると意外と大変なんです。

ですので、道具を持っていない方は一式ついてくる講座を選ぶといいでしょう。専門学校やスクールに通うよりもお手頃な値段ですよね。
教材内容としては、検定用道具一式の他に、教科書やDVDが入っている程度で、さっぱりとした内容です。

通信講座のいいところは、なんといっても自分の時間で自由に学習できるところです。暇ができる土日や夕方以降は開講していないスクールも意外とあるんですよね。
時間が合わなくて勉強しに行けない…という方は通信講座を選んでみてはいかがでしょう。また、値段が良心的なのも魅力です。月々の支払いは1万円以下というところが多いです。そこまで負担にならずに勉強できるのは嬉しいですよね。

ネイルの通信講座については少しご理解いただけたかと思います。

では次に、”実際通信講座は使えるのかどうか”というところを話していきたいと思います。

あくまで私の個人的な意見ではありますがお答えすると、全くの初心者が通信講座で学んだ場合「ネイリスト検定3級・ジェル検定初級レベルだったら通信講座でも受かるのではないか」といったところでしょうか。

通信講座は、添削があったり分からないところを電話やメールで問い合わせできたりする特典があるところもありますが、“基本的には独学と変わらない”と思っておいたほうがいいです。

教科書と道具一式を送ってくれ、時々意見をもらえる他は自分でどうにかするしかありません。こんなこと言っていいのかわかりませんが、自分で教科書と道具を買って勉強するのとほとんど変わらないということです。

通信講座は主に筆記試験がメインの資格には向きますが、実技試験がある資格には物足りないように感じます。ネイリストの検定にも筆記試験はありますが、実技試験の方がはるかに難しいです。

また、実技試験はチップを使うわけではなく、人間の手を使います。“ハンドモデルが必要”というわけです。ハンドくんという手の形をしたスタンドを手に見立てて練習することは出来ますが、人間の手で行うのとはやはり全く違います。

ハンドモデルそんなこといっても練習毎にハンドモデルを用意するのは大変ですよね。
この点通学制だと、相モデルといってお互いに施術者とモデルをやり合うことができます。またスクール側がハンドモデルを探すのを手伝ってくれる場合もあります。

資格に合格するには、「いかにいいハンドモデルを見つけるか」ということはとても重要です。爪の形などもそうですが、1番は「どれだけ一緒に練習できるか」というところです。通信講座で勉強したいと考えている方は、とても忙しかったり家から離れられない理由があったりしてほかの受験者より時間を作るのが難しい方だと思います。

そういった方は、身内にモデルを頼んでみましょう。お母さんや旦那さんをモデルとして連れてくる受験者は結構多いので全然浮きませんし、むしろ男性の方が爪が大きく丈夫なのでモデルに向いているかもしれません。
ただ当日はポリッシュを塗った状態で試験会場入りしなければいけないので、手袋を用意してあげましょう!

話が少しそれてしまいましたが、なぜ3級や初級だったら受かる可能性があるのかをまとめると、<独学で受かるギリギリのライン>だからです。添削してもらえるから独学ではない、と思う方がいるかもしれませんが、添削は“仕上がり”しか見えません。

例えばネイル検定3級のアート課題である花の絵をチップに描いて送ったとします。出来栄えは合格ラインだと講師が判断したけれど、実はアート筆ではなくドットペンを使用していた場合、実際の試験ではアウトになります。

これは試験概要を見れば書いてあるので極端な例でしたが、試験の際は仕上がりだけではなく行程も採点されています。むしろ行程の方が大事かもしれません。3級と初級ももちろん見られているのですが、“他の級に比べたらまだ甘い方なので”受かる可能性があると思います。

逆にそれ以上の級になると通信講座だけで受かる可能性は限りなく低いでしょう。上の級を独学で受かってしまうとなると、試験内容がもっと難しくなるかもしれませんね。それかその方がよっぽどネイリストとしての才能をお持ちなのだと思います。

ネイル資格通信講座まとめ

「ネイルを学ぶのに、通信講座は使えるのか」に対する結論として、「通信講座(独学)では限界はあるが、基礎的なことは学べるし初級レベルなら資格も取れる」と私は考えます。逆に昔スクールに通っていた、ネイリストをしていた、というようにネイルに携わっていた人が再び上の資格を取ろうと思い立った場合にはもってこいの学び方かもしれません。

通信講座でネイルの基本を学び、もっと高みを目指したいと思った時に他の学び方に変えるのも1つの手かもしれませんね。私も通信講座を受講していましたが、正直自分のやる気との勝負です。
怒る人がいない代わりに、背中を押してくれる人もいません。高いお金をかけたのに宝の持ち腐れにならないよう目標を高く持ち頑張ってくださいね。