ネイリストさと子

近年のネイル業界はとても活気付いています。いたるところにネイルサロンがありますし、それと同じくらいネイルを学べる場所もあります。

でも、逆に選択肢がありすぎてどこがいいのか分からない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は3種類のネイルスクールについてお話ししていこうとおもいます。

1~専門学校で学ぶ~

校舎美容の専門学校になりますが、こちらは幅広くトータルビューティーを学べる場所です。1年制・2年制のところが多く、学費は100万円以上かかると思っておいたほうがいいでしょう。

時間とお金がいちばんかかる勉強法です。
時間割もしっかりとあるので、高校みたいなものですね。大学よりも大変なスケジュールかもしれません。

ですから、“現在高校生・または学生である”という方の進路先としては適していますが、主婦の方やお勤めされている方には難しい選択肢だと思います。しかしやはり“学校”なので、堂々と履歴書に書けますし、就職サポートも充実しています。

学歴が欲しいと考えている方は一度資料請求や学校見学をしてみることをオススメします。オープンキャンパスを開催している学校だと実際に講師の方に教わることができるのでとてもためになりますよ!

2~大手のスクールで学ぶ~

机と椅子ひとまとめにスクールと言っても、実に様々なスクールが存在します。有名どころとして、「大手サロンが経営しているスクール・有名なネイリストが開いているスクール」があります。

ネットで検索した時にランキング上位にヒットするのがこの類です。特徴として、とにかく高額なスクールが多いです。それでも生徒が集まるからでしょう。安価だが得体の知れないものと高額だが絶対に安心感のあるもののどちらを選ぶかを問われたら、後者を選ぶ方の方が多いように思います。
それが自分の技術・糧・自信に繋がる事柄だとしたら尚更ではないでしょうか。お値段ははりますが、ほかのサロンにはないメリットがしっかりとあります。

まずなによりも、“ネームバリュー”です。〇〇さんのスクールに通っていた、と聞くだけで、作品を見たわけでは無いのにきっとすごい技術を持っているに違いないと思わせる力を持っています。

東大卒だと聞くと、無条件に頭のいい人なんだと思ってしまいませんか?それと同じ原理で、やはりネームバリューは少なからず影響力があります。もちろんネイルは技術職なので“施術と接客”がいちばん大切です。ここでの影響力は主に“自分に”です。

有名なスクールに通うということは、自信・やる気に繋がり、そして危機感を生みます。その名に恥じぬよう努力しよう、となるわけです。
ですので、お金はかかりますがこういったスクールに通うのも自分を奮い立たせる糧になります。

またこういったサロンには“スチューデントサロン”が併設されている場合が多いです。スチューデントサロンとは研修生としてお客様に施術することができるサロンです。定価の半額など提供するのでお客様も嬉しいですし、こちらも実践練習ができます。

急にサロンで働くのは不安という方にはとてもいい制度です。最初のうちは研修生として働けるサロンもありますが、スチューデントサロンとは環境が全く違います。不安な方はスチューデントサロンが併設されているスクールを探してみるといいでしょう。

3~普通のスクールで学ぶ~

近年増えてきているのがこのタイプのスクールです。
認定講師が教えているスクール・資格保持者が趣味的に教えているスクールなど色々とありますが、いちばんの魅力はなんといってもお値段でしょう。

大手のスクールに比べ、非常にお手頃な価格で教えてもらうことができます。お仕事をや子育てをしながら勉強したいという方には最も適した学び方です。受講時間も自由に選べるところが多く、22時までやっているスクールもあります。

中でも私が興味を持ったのが月額制のスクールです。月に1万円程度からのプランがあり、1日2時間少人数制で勉強ができるスクールでした。人数が少ない時は講師の先生とマンツーマンです。

先生はみんな認定講師の方だったので、技術向上のために通う現役ネイリストもたくさんいました。逆に習い事感覚で通っている生徒さんもいましたし、とても面白いスクールでした。

お月謝制ということは、都合が悪くなったらすぐに退会することができます。無駄なお金がかからなくてとてもいい制度ですよね。主流でないのが残念です。

ネイルスクール、ネイル学校まとめ

話が少しそれてしまいましたが、上で述べているように本当に色々なパターンのスクールが存在します。
ただやはり「資格を取るためのスクール」が多いです。資格はネイルの知識・初歩的な技術を測るための指標であり、サロンワークにはほとんど役に立ちません。

役に立たないというと語弊があるかもしれませんね。もちろん有資格者でなければ働けないサロンがほとんどなので資格は必要です。

では「ネイリスト検定2級以上」が条件のジェル専門サロンに就職したとします。お客様に“タイダイ柄ネイル”を注文された時、果たしてネイリスト検定3級・2級の技術を駆使して施術をすることが出来るでしょうか?

ケアはネイル検定の基本中の基本なので無理なく出来るでしょう。
ではプレパレーションは?ジェルの塗り方は?タイダイ柄の作り方は?ネイリスト検定でジェルは使いませんしアートのやり方も出てきません。絵を描く課題はありますが、アクリル絵の具を使います。ジェルネイルをする時はジェルで描くのが基本です。

このように、検定のための勉強だけではサロンワークにはほとんど活用できません。やはりできる限り即戦力になりたいと考えている方は、サロンワークを教えてくれるサロンを選ぶこと、そしてデザインなどに関しては自分で日々勉強することがなにより大事になってきます。気になるスクールがあったら、カリキュラムやコースの種類をしっかりと聞きましょうね!

ここまでネイルスクール選びのコツやパターンをいくつかご紹介させていただきましたが、大事なことがひとつあります。
それは“スクールは、サロンで働くための準備期間ではない”ということです。スクールでなにを学んだか・なにを実践したかで、すでに差が出てしまいます。

金額や自宅からの距離などで決めてしまってはもったいないです。
自分がどんな技術を学んで、どんなお客様を相手に、どんな風に働きたいかによっても変わってくる部分だと思います。自分のなりたい姿をしっかりと考え、じっくりとスクール選びをすることが大切です。

しっかり自分を見つめて、スクールを決めてくださいね。