ネイリストさと子


ネイルの資格を取得した後すぐに開業する方いますが、多くの方はまずどこかのサロンに所属することがほとんどだと思います。
ですがある程度仕事の流れを掴んできたら、制約の多い雇われに不満を抱き、自分の好きなようにして自分だけの力で稼ぎたい、と思う方が多くなると思います。
その思いが強くなると、独立して自分のお店を持ちたいと考えるようになります。

実は私もその1人でもあります。

現代社会では、ネイルの需要も昔よりかなり多くなっていて、幅広い年齢層に支持を受けているネイルアート。今では女性だけではなく、男性も技術者の一員として施術をしたり、更にお客様としてネイルサロンに通っている方さえいます。それだけ、ネイルアートは急速に需要が多様化してきている時代なのです。

しかし、その分移り変わりが早いのも事実。
その早い時代の中、どうすれば独立し、自分オリジナルで自分色のネイルサロンが開業出来るのでしょうか。それらを私の経験上での実体験、感じた事を中心にお話していこうと思います。

分かりやすく以下の4つの項目にまとめてみました。

1~向上心を持つこと~

ひとつめは、向上心を持つことです。
今はネイルを含む美容関連のお店は爆発的に増えていて、それ自体は業界が賑わうので良いことです。

ですが、実際お店に来たお客様のお話を聞くと
「実際どこに行ったらいいか分からない。」
というお声をよく耳にしました。

そして最終的には、技術よりもより金額の安いサロンを選ぶという方が多いようです。
このように、今では格安で出来るネイルサロンが非常に多くなりましたが、どんなサロンにしても向上心を忘れてはいけません。

長年同じ仕事を続けていると慣れてしまって、仕事自体を中途半端な気持ちでしてしまう事があると思います。人間ですからそういう時もありますし、悪いこととは言いません。

ただ、“オン・オフ”“メリハリ”をつけて日々の技術改善、新作アート、時代の流れに沿ったデザインの研究といった勉強を毎日毎日しているネイリストもたくさんいます。

時代に流されない。

時代の流行や需要を追いかけて、共に流れていくような技術を常に学ぶこと大切です。
お客様第一の接客業、施術業としてより良いサービス、技術の提案をする事がネイルサロンを出す第一歩だと考えます。

2~顧客を得ること~

ふたつめは、顧客を得ることです。
サロン経験をしていて思う事は、顧客の方(リピーター様)がすごく大切な存在である事です。

リピーター様がいると、その方が良いと思っていただければご紹介もしていただけて新たな集客に繋がりますし、お客様の生の声を知れる(意見を頂ける)事でサロン自体の改善などにもなり利益も増えます。一石が二鳥どころか、三鳥にも四鳥にもなるのです。

“お客様は神様”という言葉がありますが、お客様に喜んで頂ける、満足して頂ける技術、接客をすれば、リピーター様は必ず増えます。サロン経験が長いネイリストなんかは、そのスタッフだけを毎回指名をするお客様も多く、お客様としても
「自分の事情が分かっているネイリストがいい。」
「好みが分かっているネイリストがいい。」
「気が楽でいい。」
「ネイルの持ちがいい。」
「話が合う、波長が合う。」
毎回一から説明しなくていい分、時間の節約にもなりますし、気の知れた相手だとリラックスして施術を受けることができます。

たとえ雇われ時に獲得したお客様であっても、本当に満足していれば独立してもこちらへ足を運んでくれる方は多いと感じています。

3~費用の問題~

お金とサロン三つ目は、費用の問題です。
ネイルサロンを開業するには、多額の費用がかかると思っている方も非常に多いと思います。

ですが今現在は、「個人サロン」「プライベートサロン」と言われる、自宅を改造した自宅兼個人サロンというものがあり、しかもけっこうな人気なのです。この方法だと費用は材料費のみでオッケーなので、店舗型のサロンを開業するよりも低コストで非常に安く開業することができます。

店舗型サロンですと、家賃、材料費、インテリア代などがかかり、立派なものしようとすれば数千万円ほどかかってきます。(土地環境にもよります)ですが、自宅兼サロン、アパートマンションでのサロンですと、家賃は店舗より安く済みますし(自宅兼であれば家賃無し)、材料費のみですぐにでも始められます。

ネイルテーブル、ネイルチェアなどもおしゃれで格安で揃えられるお店も多いので費用は200万ほどで出来ますし、最初に仕入れるものを抑えて徐々に増やしていくというのもアリだと思います。そうすると、200万円よりも大分安く開業することができます。

まずはマンションなどの自宅兼サロンなど小規模で展開してコツコツと顧客をつかみ、貯蓄がある程度貯まったら店舗型にして、さらにスタッフも雇うという形も計画的で良いと思います。

4~宣伝力~

open看板四つ目は、宣伝力です。

やはりサロンが完成してもお客様が来ないと、ネイルサロンとしては始まりません。
お客様がいなければ、ネイルサロンを経営していてもネイリストではありません。ですから最初は、自分を知ってもらうために兎にも角にも毎日宣伝活動をするに限ると思います。
 

 

 
宣伝方法は、例えばこんな方法があります。

  • チラシを作って配る
  • 看板を人が見える所に置く
  • 駅など、サロン付近の飲食店などのお店に置いてもらう
  • イベント事などは率先して参加し、お店の名前を売る
  • キャンペーンなどを作り、気軽に入って貰えるように工夫する

地味ですが、毎日のコツコツとした積み重ねが後々の集客に響いてきます。
ビラ配りの際などは、ハンティング(今すぐできますなどの声かけで来店に繋がる)も出来たりもします。

ですからサロン内や電話だけでお客を待つだけではなく、むしろ外に出て活動することの方が大切な事だと言えます。そうして出会えた様々な方に一生懸命サービスを提供し、技術や接客を磨くという事で少しずつ自分自身やお店の質の向上につながり、より良いサロン、ネイリストになることができます。そうするとお客様にもその意思が伝わり、リピーター様になってもらえます。

その他の宣伝方法ですと、フリーペーパーなどのクーポンの掲載があります。需要のあるものだと非常に効果がありますので、かなり役に立ちます。

あと忘れてはいけないのが、インターネットで自分のお店のサイトを立ち上げることです。
今はインターネットでお店や出来上がりの写真などを見て、訪ねてきてくれるお客様も大変多いです。サイトにお店の場所を分かりやすく記載するほか、自分が施術したネイルの写真も載せるとお客様に分かりやすくていいでしょう。また同時にブログも開設して、日々の生活の事や感じたことを書くことも必要です。より身近なことを書くことで、ネイリストがどんな人間なのかもアピールすることができます。

ネイリストとお客様は相性もあるので、ブログを読んで「趣味が一緒だ」や「面白い人だなあ」と共感して下さった方が、お客様として来てくれることがあるからです。
ですから、ブログだからと甘く見ないで真面目に書くことが大事です。

ネイルサロンの開業、独立のまとめ

以上の

  • 向上心を持つ
  • 顧客を得ること
  • 費用の問題
  • 宣伝力

を大きく上げさせていただきましたが、いかがだったでしょうか?

この事はネイルサロンを開業するにあたってとても大切な事で、成功に繋がる基本的な事だと私は思います。

ネイルサロン業界が今ではとても競争率が高いのは事実です。ネイルサロンのみのお店ではなく、人気の高いまつげエクステと一緒にしているお店、トータルビューティーとしてネイルのほかに、パーマやエステなどをオプションでつけているサロンなど、すごいサービスをつけているお店はたくさんあります。

その中でわざわざ自分のお店を、お客様は見つけて通って下さるのです。お客様により良いサービスを提案できるネイルサロンを作るようにしていきたいものですね。