ネイリストさと子

ネイリストになろうとしている方なんかは“JNA”という言葉を聞いた事、耳にした事、見た事があるかと思いますし、知っている方も多いのではないでしょうか。

それにくらべて“INA”というのは知っている方はまだまだ少ないです。そもそもJNAとINAって何?と疑問に思う方も多いと思います。

でもこの2つは、ネイリストになるために必要な試験などを運営していたり、ネイリストの為の活動を色々としてくれていたりするので、これからネイリストになる為に絶対必要になってくる事です。

今回は“JNA”と“INA”をわかりやすく解説していきますので、ぜひこの2つの違いを知って、今後うまく取り入れていってください。

1~JNAとは~

まず、皆さんも知っている方が多い“JNA”について説明していきます。

JNAとは“日本ネイリスト協会”の略になります。
“ネイル産業のさらなるステップアップを目指して”というのをコンセプトに活動している「特定非営利活動法人(NPO法人)日本ネイリスト協会」です。

JNAは国内のみでなく、海外でも活動しています。
国際的に日本のネイルが認知されてきている現在、さらに世界へその技術や知識を広めようと、社会から信頼される組織として積極的に幅広く活動しています。
ネイリスト技能検定試験やジェルネイル技能検定試験もJNAが発信しているネイルの検定となっています。

ネイリスト技能検定試験はJNAの中の“JNEC”(Japan Nailist Examination Center、日本語名称では日本ネイリスト検定試験センター)というのが主催となって行っています。
その検定試験とは

  • ネイリスト技能検定試験3級
  • ネイリスト技能検定試験2級
  • ネイリスト技能検定試験1級

のこの3つです。

それに新たに加わったジェルネイル技能検定試験は、JNA主催のものになります。
ジェルネイル技能検定試験は3つあり

  • 初級
  • 中級
  • 上級

となっています。
それぞれの内容と目的を説明します。

初級は、ネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するための必要な基礎知識と技術の習得を目指している検定です。
中級は、ネイルケアとジェルネイルを施術するためにプロとしてサロンワークに必要な専門知識や技術の習得を目指している検定です。
上級は、ジェルネイルのスペシャリストとしての必要とされる総合的知識と技術の習得を目指している検定です。

これらネイリスト技能検定試験、ジェルネイル技能検定試験を全て取得した者が受験する事ができる更に上(トップレベル)の資格が“認定講師試験”です。

これはネイリストを育成する為の資格になります。

その他にもJNAには「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」を普及し、国民の健康を守る、安全で安心なネイルサービスを提供出来るサロン標記として、

  • ネイルサロン衛生管理士
  • ネイルサロン技術管理者

という資格提供もしています。

このように“JNA”は、日本のネイリストの知識や技術の向上を目指すためのネイル技術全般においての取り組みに加えて、お客様に安心して施術できるような安全な技術や安定した環境作りの提案をし、またそれらすべてを世界に広めることを目的としている組織団体になります。

2~INAとは~

では、〝INA〟とはどういうものなのでしょうか?

INAとは“インターナショナルアソシエーション”の略になります。I-NAIL-Aと言われています。

INAはネイル技術の他に、高齢者福祉サービス、下肢障害者の技術支援などのネイルサービスを通しての支援活動にも力を入れて活動している特定非営利活動法人(NPO法人)です。

ネイル技術取得の為の検定試験も充実していて、“ネイルスペシャリスト技能検定試験”という試験が行われています。

  • A級
  • SA級
  • PA/AA/AAA級

という3つに分けられます。

A級、SA級は学生、初心者を対象とした技能検定試験になっています。

それぞれの級の内容を説明します。

A級は、ネイルケア、カラーリングの技術を求める検定です。

SA級は、ネイルケア、チップオーバーレイ、カラーリングの技術を求める検定です。

最後のPA/AA/AAA級ですが、これはプロフェッショナル対象の技能検定試験になっていて、ネイルケアネイルチップ、スカルプチュア(クリア、フレンチ)カラーリング(マット赤、ホワイトパール)となっています。

合格基準は、実技試験で

  • 60点以上でPA級合格
  • 70点以上でAA級合格
  • 80点以上でAAA級合格

となっており、点数によって合格項目が異なるようです。

ジェルネイル技能検定試験も存在し、

  • 3級
  • 2級
  • 1級

とあります。試験内容を説明します。
3級は、クリア5本、ワンカラー塗り5本(赤)です。
2級は、チップオーバーレイ2本、ワンカラー塗り10本(パールホワイト)です。
1級は、ジェルスカルプチュアネイル2本、フレンチカラーリング10本

となっています。3級、2級、1級すべて、ネイルケアは事前に済ませておくという内容になっています。

上記のような技能検定試験に加えてサロンでの衛生管理を目的とした“ネイル衛生管理者”という資格もあります。

マッサージにも力を入れているようで、“巡活マッサージH&Fテクニシャン認定”という資格もあり、ネイル全般技能検定試験などの純粋な技能向上だけでなく、爪に詳しいという特性を生かしたマッサージを通し、福祉関係と繋がるなど爪を装飾するだけではない色々な活動を通してネイルを拡大し、勤めている組織団体です。

このように“JNA”と“INA”の活動内容自体は、これといって違いはありません。

どちらもネイルを国内だけではなく世界に発信し、お客様により信頼して、安心していただける安全なネイルサービスの提案を目指して活動しているNPO法人になります。

技能検定試験の内容などは特に変わりはないとはいえますが、ジェルネイル技能検定試験の施術工程が少し異なっています。
これをふまえてどちらか、もしくは両方の資格を取得することでトップレベルの技術をご提供できる力を取得できます。

jnaとinaの違いまとめ

現在はJNAの日本ネイリスト協会の方が主によく知れわたっていているので、そちらはご存知の方も多いとは思います。ですが、これからINAも世間にもっと認知されてくる事と思います。

JNAもINAも同じような技能検定を扱っているので、どちらか好きな方を片方を選んで資格を取得する方も多いとは思いますが、主催しているNPO法人が違うということで、当然試験の内容も異なります。
ですから、両方の資格を取得するでもいいし、どちらかの資格を見極めて自分に必要な方や資格を取得するという方法もあると思います。

これらの技能検定は取得する事によってお客様への信頼にも繋がり、試験を通して勉強したことは自分にとっても非常に大きな財産になります。
技能検定内容、団体方針など、これからネイリストとなり施術者になるのに選んでいくのは重要になってきます。

  • 自分はネイリストになって、どんなことをしたいのか。
  • 自分は技能検定試験で、どんな技術を習得したいのか。

というのを自分でよく見極めて、皆さんにしかできないネイリストへの道へ進んでいってくださいね。