ネイリストさと子

キラキラとした美容の世界。ネイリストというお仕事。やっぱりキレイな人じゃないとなれないの?服装とかも気にしなきゃいけないんじゃないの?いえ、そんなことはありません。ネイリストとしての身だしなみについて詳しく解説していきたいと思います。

仕事と身なりは密接な関係にあります。消防士は消火する際に燃えないような服を着ていますし、看護師さんは清潔感のある淡い色の白衣を身にまとっています。またジムのトレーナーさんにふくよかな体型の方はあまりいません。ではネイリストはどうでしょう。ネイリストの身だしなみについてお話ししていきたいと思います。

ヘアサロンって、美男美女ばっかりのキラキラした世界が広がっていますよね。デパートなどの化粧品コーナーにもキレイな美容部員さんたちがたくさんいます。ネイルも美容業界です。
「やっぱりキレイな人が多いんじゃないの?」「可愛くないとできないんじゃないの?」などと気後れしてしまうのはある意味当然かと思います。髪の毛は顔に付随するものですし、メイクも顔に施します。どうしてもお顔に目がいきがちですよね。キレイな人にやってもらった方が説得力があるのは否めません。

ですが、ネイリストは違います。
ネイルは手に施します。顔からは遠い部位ですし、顔立ちをより良く見せるコンテンツではありません。ですからネイリストとして大事なのは、『顔より爪』です。
では具体的に爪はどのような状態が正解なのかということですが、「常にベストな状態でいること」が大切です。

お客様は、必ずネイリストの爪を見ます。必ずです。
手を使って施術するので当然ですがそういうことではなく、“身近にいる分かりやすい見本”だからです。ひとまとめにベストな状態といってもおさえておくポイントは複数ありますので、ここではお客様が注目する爪の要点を2つと、その他の身だしなみの要点3つをご説明します。

1~爪はオシャレに~

ネイルを受けに来られるお客さんは、画像や雑誌などを見て予習してくる方もいるでしょうが、やはり静止画と生身の人間が施しているものとでは全く違います。デザインを決めてこられた方もノープランな方も関係なく「あなたとおんなじデザインにしたいわ!」と言ってくださるお客様は多くいらっしゃいました。その時スタッフがしている色が人気色になることもしばしばです。

ブティックの店員がそのお店の服をオシャレに着こなしているのと同じくらい、ネイリストの爪は大事なのです。流行りを伝えることも出来ますし、自分の好みのデザインを伝えることも出来ます。好みの似ているお客様についてもらえたら、好きな系統のデザインを多く施すことができます。自分にとってもプラスですよね。
自分の爪だからどうでもいい、ではだめです。ひとつの販促ツールだと思いましょう。

2~爪・手のケア~

お手入れしている爪またネイルアートだけではなく、ケアも大事です。髪の毛がぱさぱさな美容師さんに何を言われても説得力はありませんよね?それと同じで、ささくれや皮膚のカサつき、伸びっぱなしはNGです。特に爪の病気は絶対にダメです。自分がまずお手本とならなければ意味がありません。キレイな状態を保つにはこんなことをするといいですよ、というのも会話バリエーションのひとつとなります。

それがキューティクルオイルやハンドクリームのネイル備品購買意欲を高めるきっかけになるかもしれません。ネイリストは毎日何人もお客様の手に触れます。手は商売道具なので、常に“ハンドモデル”として取り組みましょう。

3~髪~

ネイル以外の部分も少しお話しすると、髪型も大事です。
まず髪は基本的にひとつに結き、前髪もピンでとめます。ピシッとしすぎていやだなあと思うかもしれません。しかし、施術してみれば分かりますが、基本的に俯いて仕事をするので髪の毛がたらんとなってくると本当に邪魔です。またジェルが付いてしまうと面倒なことになります。身だしなみとして髪型には厳しいサロンが多いので、ヘアアレンジはあまりできません。

4~服装~

次に服装ですが、基本的に決まりはありません。私服のところも多いです。ですがやはり汚れやすい職業なので汚れてもいい服装が無難です。またフットネイルをする際、短めのボトムを着ていると非常にやりづらいです。なので、汚れてもいいTシャツ・長ズボン・汚れが目立ちづらいエプロンという格好がいいでしょう。意外かもしれませんが、ネイリストは座り仕事なわりに結構体を使います。動きやすい格好がマストです。

5~化粧~

メイク中の女性また先述したように、ネイリストはマスクを付けます。薬品の匂いやダストが体内に入るのを軽減させるためです。マスクをつけていることをいいことに、化粧をおろそかにするネイリストが多数います。美に関心のないネイリストに施術をされて嬉しいですか?腕を信用できますか?マスクは息苦しいですし、ファンデーションも取れてきます。その気持ちはとてもわかります。

ですが、すっぴんはいけません。最低限の身だしなみは必要です。アイメイクと眉毛だけでもかまいません。せめて見えている部分だけでもいいのでやってみましょう。自分の気も引き締まりますし、のちの成績にも直結する部分だと私は思います。

ネイリストの身だしなみまとめ

美容の世界はやはり“美”を売る仕事です。パーツは違うにしろ、お客様を輝かせるエッセンスには変わりありません。ネイリストとして、お客様に素敵だと思ってもらえる手や安心感のある身なりは重要項目です。
自分なりの美を考え、お客様に「ネイリストさんみたいになりたい!」と思ってもらえるようにがんばりましょう。