ネイリストさと子

ネイリストのお仕事と言ったら“ネイルをお客様に施す事”が最も支流で主になりますが、ネイルに興味をお持ちの方は「具体的にはどうやってするの?」「これはどうなっているの?」というネイリストの仕事のやり方について色々な疑問があると思います。

今回はネイリストの基本的な仕事「ネイルケア」「ジェルネイル」「スカルプチュアネイル」の3つの項目から、これらのネイルができあがるまでの“ネイリストの仕事の流れ”について基本的な事をご紹介していきたいと思います。
(※ネイルサロン等で若干違いがありますが平均的な仕方をご説明していきたいとおもいます)

1~ネイルケア~

フィンガーボウルでお手入れネイルケアの手順(ポリッシュがついている場合)を説明します。
流れとしては

ポリッシュオフ→ファイリング→キューティクルクリーン→バフィング→フィニッシュ

となっております。

ポリッシュをオフした後、エメリーボードでお爪の形を整えます。(長さはネイルニッパーで)その後、キューティクルリムーバーをお爪につけてフィンガーボール(人肌の温度のお湯)に浸けます。
それからプッシャーで、お爪の表面についているルースキューティクルを押し上げて除去していきます。
(※ここでは押しすぎ注意です。)

10本終わったら、ガーゼで拭きながらキューティクルニッパーで余分なキューティクルを切り取っていきます。
ここまでで、キューティクルクリーンは終了です。

その後はお爪の表面をピカピカに磨きます。
ファイルの粗いものから徐々に細い物に変えて使用し、最後はシャイナーで仕上げます。
220→280→シャイナー(両面)といった感じです。
これでネイルケアは終了です。
だいたいどこのネイルサロンでも、30分で完了するようになっています。

2~ジェルネイル~

キューティクルリムーバーのお手入れここではワンカラーのジェルネイルの工程をご説明して行きたいと思います。

ジェルネイルの工程(オフを入れての場合)です。
流れとしては

ジェルオフ→ファイリング→アプリケーション→ジェル塗布

となっております。

まずジェルリムーバーをコットンに染み込ませ、アルミホイルを巻いて時間を置き、ファイル、プッシャーなどを使用しオフします。
オフ後はファイルでお爪の形を整えておきます。

キューティクルリムーバーをつけプッシャーで押し上げて爪の表面のルースキューティクルを取り除き、キューティクルニッパーで余分なキューティクルを切り取ります。
ここまではネイルケアと変わらない工程ですが、ネイルケアとの違いはフィンガーボールにお爪を浸さない事、ガーゼを使用しない事です。

そこまで終わったらバッファー(180or220)を使用し表面を削っていきます。
削り終わったら、キューティクルラインのみにストーンプッシャーで傷をつけます。
ダストをネイルブラシで除去したらアプリケーションの終了です。

アプリケーションの終了後はプレプライマーとそのジェルメーカーに応じて必要であればプライマーを塗布し、全部爪が乾いたらベースジェルを塗布していきます。

ベースジェルを塗布する時のポイントは、あまりたっぷり塗りすぎない事です。
薄すぎも良くはないですが、たっぷり塗りすぎる事で

  • 硬化する時に熱くなる原因になる。
  • 仕上がりがぼってりみえてしまう。
  • お爪が伸びてきた時に不自然。
  • 浮きやすくなる。

という原因にも繋がりますので注意して塗るようにしてください。

後はお肌につかないようにする事も大事です。これも浮く原因になります。

カラーは二度塗りします。
カラー塗布後はトップジェルを塗り、フィニッシュです。

このように、一見簡単に見えるジェルネイルですが、持ちを良くし綺麗なネイルをするには注意点もたくさんありますし、すこし時間がかかります。
ネイルサロンですとオフを入れての時間は1時間半くらいです。
オフなしで1時間以内に出来るようになれば上出来ですね!

3~スカルプチュアネイル~

スカルプチュアネイルはアクリル素材を使用した人工爪で一時的に爪を伸ばす事が可能です。
こちらも3~4週間持たせる事が必要な為、ジェルネイルよりも時間がかかります。

工程はジェルネイルとアプリケーションまで同様で、流れは

ファイリング→アプリケーション→ミクスチャー塗布→ピンチ→ファイリング→フィニッシュ

となっております。

アプリケーションまでのジェルネイルとの違いは、ファイリングする際ジェルネイルだとお爪の形を整えるだけで良いのですが、スカルプチュアネイルは長さを最小限に短くしなければならないという事です。
ですからファイリングは、ネイルニッパーを使用し長さを短くしてからファイルで整えます。

アプリケーション終了後はそのアクリルメーカー専用のプレプライマーとプライマーを塗布し、乾いたらネイルフォームをつけていきます。
それから出したい長さを決めておきます。

スカルプチュアネイルはアクリルパウダーとモノマーという液体が空気に触れて混ざる事で化学反応を起こす事で熱を発して固まります。
これを爪の上で筆を使用してしなければならないのでスピードが勝負です!
空気が暖かいと早く固まり、冷たいと遅く固まるので空調の調整も大切ですし、臭いもある為換気も必要になります。

お爪にミクスチャーをつけ、完全に固まる前にフォームを外し、手とピンチ棒を使用して整形をします。
ピンチをしたあとはファイル(150→180→280)で形と表面を整え仕上げにジェルコートをするか、バフィングで何も付けずに磨くかという形でフィニッシュです。

サロン業務ですとここまでで約2時間程かかり、アート等装飾をする場合はだいたい3時間程で仕上がります。

ネイリストの仕事の流れまとめ

サロンワークでネイリストがしているネイルの流れをネイルの基本3つでご紹介しました。業界用具、用語などもたくさん出てきて少し難しかったかもしれません。
でも、いろんな道具を使って創り上げるネイルはとても楽しいですよ。
是非興味を持って頂いて施術する側になっていただけたらなと思います。