ネイリストさと子

つい何年前かまでネイリストの技能検定試験は「ネイリスト技能検定試験3級」「ネイリスト技能検定試験2級」「ネイリスト技能検定試験1級」「認定講師」の4つ程しかありませんでした。昔からある資格ですので、それはご存知の方も多いと思います。

しかし、ここ数年程前から“ジェルネイル技能検定試験”というものが開催されるようになり「ジェルネイル技能検定試験初級」「ジェルネイル技能検定試験中級」「ジェルネイル技能検定試験上級」と3つの試験が開催されて、ネイリストの資格も増えました。

ところでこの“ジェルネイル技能検定試験”は「どうしてできたの?」「何で最初からなかったの?」など疑問に思っている方も非常に多いと思います。
その疑問を解決する為に、3つの項目を見ながら解説していきたいと思います。

1~ジェルネイルの需要が増えた~

爪をケアしているネイルはポリッシュ(マニキュア)が始まりです。そこから爪先を華やかにするネイル、さらに爪を伸ばす事を楽しめるスカルプチュアネイルと人々から注目されるネイルが時代と共に進化してきました。

ですからネイリスト技能検定試験のトップであるネイリスト技能検定試験1級は、スカルプチュアネイルを施すというものになっています。
ただ、スカルプチュアネイルというのはつける際に自爪の表面をキメの粗いファイル(爪用のヤスリ)で削りその傷のつけた上にしか載せる事が出来ない(載せてもすぐに取れてしまう)ものになります。
爪を削ることで爪に大きな負担をかけ続けてしまいますので自爪が薄くなるという支障がでてしまいます。

そこで開発されたのが“ジェルネイル”です。
ジェルネイルはスカルプチュアネイルよりもキメの細かいファイルで削る為爪への負担は軽減されますし、軽く3時間程かかってしまう施術時間も短縮されます。
簡単なものだと1時間程で出来るというメリットもあり、ジェルネイルの種類がたくさん出回るようになり、お客様にもたくさんの支持を受ける事になりました。

2~ジェルネイルの知識~

需要が増えたジェルネイルですが、ネイリスト技能検定試験ではジェルネイルについては取り扱いがありませんでした。ですからこのようにジェルネイルが世間に浸透し始めると、ネイリストの間でも“ジェルネイルの知識が曖昧”または“無知”というのが問題となってきます。
お客様からの疑問に対しても曖昧にしか答えられないというネイリストも多くいました。

ネイリスト=ネイルに関してのプロフィッショナルとして、お客様に施術していく上でジェルネイルの知識は必要不可欠なものです。
ですので、ジェルネイルの知識と技術を学ぶために“ジェルネイル技能検定試験”というのが生まれました。

それを受験し資格を得る事でネイリストはジェルネイルの基本知識を身につけることができるようになりました。
ジェルネイル技能検定試験はネイリストの自信に繋がると共に、ジェルネイルについて確かな知識と技術を持ったネイリストであるとお客様の方も安心してネイルを受けることができるようなったのです。

3~セルフネイラーが増加~

ジェルネイルを施した爪マニキュアをご自分で塗られたという女性は多いかと思います。
マニキュアですと「利き手の手で塗るのは平気だけど、反対の手で塗ると手が震えてしまう」というのはよくありますよね。
ですがその程度でしたら慣れれば大したことありません。
実際に、マニキュアの需要は大きく今では100円均一などでもたくさんの種類のマニキュアが売られていて、簡単に手に入れることができます。

昔はマニキュアでセルフネイルが行われていましたが、最近はジェルネイルでセルフネイルをする方が非常に増えてきました。
ジェルネイルはマニキュアに比べて乾かさなくても良いので「待ち時間がない」という利点があります。

またジェルネイルは筆で塗っていく為、マニキュアのキャップでの作業よりわりかし簡単に爪に塗る事ができます。もしはみ出してしまっても、ライトに照射していなければ綺麗にする事もできますし、何回もやり直しがききます。

購入先というと、インターネットやドン・キホーテなど身近でジェルネイル用品が手に入れる事ができ、値段もお手頃価格で購入する事ができます。
そのうえ、プロのネイリストが使うジェルネイル用品よりも比較的安く値段設定がされているというところから、ジェルネイルのセルフネイラーが多くなったと言えます。

技術面から見ると、やはりプロとはかけ離れているものですが、セルフネイルとして自分にネイルしたり趣味の範疇で通用するようなものであればDVDなども販売されていたり、本などにはジェルネイルのやり方などが分かりやすく写真と言葉で掲載しているものがたくさん出てきています。

ジェルネイル技能検定試験はどうしてできたのか?まとめ

ジェルネイルはマニキュアよりもやりやすく比較的道具も安いです。セルフネイラーの為のハウツー本などもたくさん流通しています。ジェルネイルはより身近になり、このようなことからジェルネイルをする方される方が多くなりました。
それにジェルネイルの施術者の需要というのは思いの外たくさん存在します。

それが、プロのネイリストではなく“セルフネイラー”がかなりいる現状です。
ですがそのセルフネイラーが格安価格でジェルネイルをお客様に施す事で、間違った知識をお客様にお伝えしている現状もあります。

プロのネイリストはもちろんの事、セルフネイラーの方もジェルネイル技能検定試験を取得しそれをきちんと活用するとトラブルも少なくなると思います。
プロでもセルフでも、ぜひきちんとした知識を身につけていきたいですね。